EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG

  ポンコツな日常とそのかたわらに音楽
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50回転ズのやりたい放題珍道中!「大脱走!荒野の3匹編」          @DRUM SON
半ば予算的に諦めていた50回転ズだったのだがやはり行きたくて月曜日にチケットを購入。
開演1時間前にあまりノリ気でないOちゃんを無理やり誘ってDRUM SONへ。
先日のSTANよりはお客さんは多かったがそこはSON…数十人といったところ。

RAT'S
20才の大分は佐伯市からお越しの4人バンド。目指すところは今流行りのギターロックか。
音の事は深くは言うまい…。いや深く言う事自体が何もない。ただひとつMCの内輪受け、
自信のない尻つぼみなオチ、コレは厳禁でお願いします。周りを気にするな!突き進め!
それがロックだ!…眠かった。

Cub boys
次のバンドには期待をするぜと耳を傾ける。2曲目までは良かった。めっちゃカッコ良かった。
しかしそれ以降グダグダだったよね〜ん。よく言えばカオス。しかし音の方向性がバラバラで
…いやそんな硬い事抜きでただただボーカルが下手だったもんで。最初ワザとだと思って、
そのカオスな曲に合わせて不思議な歌いっぷりをしているのかと思ってたんだけど、普通に
音程がとれていなかったような…。元々不協和音っぽいメロディーに不安定なヤル気なさげな
ボーカルが乗るからなんのこっちゃ分からない感じになってました。周りの事を気にするなとは
言ったけど、やはりそこはステージに立っている以上何かを伝えたいのだろうから、それは
下手でもきちんと伝わるように歌わなくてはいけないと思うし、自己満足を披露されてもこちらは
シ〜ンとするしかないし。自己満足であるならばそれで満足するなと言いたい。2000円のいくらか
は彼らに払っているのだからいい加減な歌を歌われても困る。いっそインストのバンドになりゃ
良いんじゃないかと思う。

デジタルズ
イカ天?チェックのジャケットにタンクトップに柄物のパンツの組み合わせ。若干方向性の
間違ったパンク?音自体は悪くないと最初は思ったが、ギターもベースもドラムも全員がボーカル
をとるというスタイル。ウマけりゃ別に文句もないが3人とも下手だから文句しか出ない。
しかもきっと「俺も歌いたい!」と俺が俺が!!という絵を想像してしまい、そう思うと音自体も
統一感がないように感じてきた。バンドたるもの譲り合いの精神を大切に素敵な音を作り上げて
頂きたいものである。3ピースバンドはダチョウ倶楽部をお手本に(by ダイノジ)

しかしココで一番気になったのはそんな事じゃなくてCMで「デジタルズです」って言ってたけど
チケットには「デジタルポップシュミレーター」と書いていた事である。バンド名が変わったのか、
はたまた出演バンドが変更になったのか、一番イヤなのは「ポップシュミレーター」という
バンドがもう一組出てくる可能性だな…これ以上こんなバンド見たくないんですけど。
50回転ズ見ずに帰りたいんですけど…そんな事をこのバンドの演奏中にずっと考えてました。

ザ・50回転ズ
「ポップシュミレーター」ではなくて50回転ズで安心。そして、さっきまでの3バンドはこの
感動までの布石に過ぎなかったのだ。一音かき鳴らしたとたんに「コレだってば!!ロックって!!!」
デキシーなき今、私にとってニューアイドルの誕生。ロックは爆発だ。そう思った。ダメな
世の中とか、そんな事言ったって世の中が変わる訳ではないけれど…とか、好きな子に何も
言えない俺とか、でもそんな俺がちょっと好きだとか、もう音楽が好きでたまんないとか、
好きだけじゃダメだなとか、考えれば考えるほど袋小路に入っていって出られなくなって
「あ〜〜〜」ってなってもっと袋小路に入って迷って迷って「あ〜〜〜〜……わ〜〜〜!!!」
って爆発するエネルギー。その爆発の威力がデカければデカいほどこっちはド肝を抜かれるし、
抜かれたいし。それを体験しに足を運んでいるといっても過言でははい。前のバンドは袋小路に
入ったまままだ迷ってる途中だったり、袋小路にも入ってなくてただカッコ良さそうだから
やってます!的雰囲気なのでイマイチ伝わるもんがないんじゃないかなと思う。やはりロック
たるもの爆発しきる潔さ、ダメな俺を分かった上での言い切る潔さを私は求めたい。50回転ズには
それがあるから、めちゃくちゃカッコ良かったです。
福岡初上陸との事で「今まで来れなかったお詫びに今日初めておろしたスーツ」…知らん(笑)
黒のスーツにリボンのタイ。もちろん並木に違いない訳で…トキメキ。憧れのサラサラマッシュ
ルームに…トキメキ。気合の入った顔芸に…トキメキ。ギターさばきに…トキメキ。多様な
ジャンルながら全てがカッコ良い音に…トキメキ。「天王寺エレジー」の前に「音響さん、僕らの
マイクにリバーブを下さい」そして「照明さん、僕らをロマンチックに照らしてください」
ピンクに照らされる3人…トキメキ。「雨上がりの夜空に」全員大合唱で…トキメキ
「次の街に行かなくちゃ〜♪」と歌われて涙。そして今までワザと頑張って変な笑顔をつくっていた
ダニーが最後の曲で見せた心からの素敵な笑顔に一番トキメキました。いや〜ホントにホントに
素敵な1時間でした。なんとまた2月に来てくれるっつー事なので絶対それまでにはアルバムも
買っちゃいます。無理やりつれて来たOちゃんも「…絶対行こうね(は〜と)」すっかり骨抜きに
されたもよう。存在は去年から知っていたものの、一応初めて見た衝撃はSTAN、8ottoに続くな。
年末にやって来た今年最後の初物は富田林のロックンロール少年院からやってきた愉快な
マッシュルーム3人組でした。いや〜最高!!やっぱり男は黙ってマッシュルーム。そしてロックは
潔く2〜3分でお願いしたいと思いながらオーラの泉を見る為に走って帰った全然ロックじゃない
師走のおいら。
LIVE06 | 23:23 | author かぴやま | - | -